人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アンティークドボタンキコ(アンティーク、ヴィンテージ使用アクセサリーetc)

ある日入ったアンティークショップでボタンを見つけました。時代を経て旅したアンティークがとてもロマンチックに思えた瞬間。現在アンティークビーズ、ヴィンテージを使用したネックレスなどを販売。 キコ

ハスケルのフィりグリー誕生。パート2

1945年戦争が終わると簡単に鉄が手に入るようになります。

ついに、ハスケルフィりグリーのスタートです。

鉄が簡単に手に入るようになるとプレートを

フランスとロートアイランドのD.M.WatkinsCampanyで加工するようになります。

レースのような透かしのハスケルらしいフィリグリー誕生です。

その後、James Bradyの開発した色付けに入るのですが、

それがハルケルの有名なルシアンゴールド、24金加工です。

色付けするまでに、6~7回の工程を経た後に色付けされています。

その6~7回の工程については詳しく知られていませんが、

素人判断するなら、色が剥がれ難いとか、くっつきがよくなる等でしょうか???

(私の勝手な想像です。)

そして、ルシアンゴールドにするための液体に24K+シークレットの材料を

手で調合し、混ぜ合わせるのも機械に頼らず、手で混ぜ合わせていたようです。

このレシピの保管も金庫に保管し

会社のマネージャーと工場の係りのみが知る徹底ぶりでした。

フィリグリーを漬け込むタイミングを計るのも原始的ですが機械に頼らず

手でタイミングを計っていたらしいです。

ひとつの液体に沢山のフィリグリーを付け込むと

最後の方になるにしたがい金が減ることによる色のバリエーションが生まれました。

ハスケルカラーの白、ロジウム、ルシアンシルバーには銀が使用されています。

色がついた後に漆も塗られたようです。

ハルケルの使用する黒色のフィリグリーは買った時から黒いのか

後から色付けされたかは不明です。

色の加工をしてくれるUnida Platingが無くなった後、

これと同じルシアンゴールドカラーを出せる会社は無かったそうです。

誰にも真似の出来ない色だったのです。

ルシアンゴールドフィリグリーを使用したハンドメイドネックレスサイト*アンティークボタンキコ*

ハスケルのフィりグリー誕生。パート2_e0164941_10435543.jpg

ハスケルのフィりグリー誕生。パート2_e0164941_1041399.jpg

(このレシピ?orこの加工のやり方は特許申請されているものなのです。)

現在のフィリグリーの色は金、濃い銀をアンティークシルバーと言い、

薄い銀をホワイトシルバーと言います。ロジウム風、鍋黒、酸化させた金、

銀、銅などの色が使われています。

(この内容はミリアムハスケルの本から知った内容です。もし、読み間違え

英訳のミスなどで間違った事を載せていたとしてもご了承下さい。)
by antiquebuttonkiko | 2009-12-09 10:54 | ミリアムハスケル

by AnteiquedebuttonKiko
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31